カレー粉で作れるスパイスカレーのレシピ

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大阪からブームになったスパイスカレーをカレー粉で誰でも簡単に作れる作り方を説明します。私はスパイスカレーをよく作るので何度も作ってきて最低限の要素で作れるようになりました。

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スパイスカレーの解説

スパイスカレーは日本で生まれた新しいジャンルのカレーです。日本で一般的な欧風や家庭のカレーとは違いスパイスを自分で配合して作るカレーですが同じくスパイスを配合して作るインドカレーよりは材料の制限がなく自由に作ることができます。また欧風カレーのように小麦粉を使わないことが多いですが使ってはいけない訳ではありません。主にインドやスリランカなどのカレーを参考にしているものが多い印象です。

スパイスカレーは一人前から作ることができますが家庭では2〜4人前を作った方が美味しく失敗も少なくなります。調理に必要な器具は食材を切る為のまな板と包丁、作るための木べらと鍋かフライパンのみで作ることができます。スパイスカレーは炒めることが多いので浅いフライパンも作ることができます。

主な材料と説明

作る上で最低限の材料を書いていきます。何度か作って慣れてくれば材料を増やしたり減らしたりとアレンジをすることができます。

メインの具材(肉、魚、野菜など) 一人前100g前後

メインの具材は癖がなく、安く、よく使われる鶏肉が一番簡単に作ることができます。肉を入れると煮込む時に肉から旨みが出るので美味しく作れます。また他の具材では牛肉は癖が強く、魚は味付けが難しく、野菜は旨味が少ないのである程度慣れてから作った方が失敗が少なくなります。

玉ねぎ(トマトがあればなくてもいい) 一人前50g前後

トマト(玉ねぎがあればなくてもいい) 一人前50g前後

玉ねぎとトマトはカレーのベースや旨みの素となります。ものによってはどちらかだけでも作ることができ、その場合は入れる方を多めに入れます。これも最初は両方入れたほうが作りやすいです。トマトは生でも缶詰でもジュースでもできます。

にんにく(なくてもいい) 一人前5g前後(小さじ1)

生姜(なくてもいい) 一人前5g前後(小さじ1)

にんにくと生姜は旨みの素になりますがどちらかだけでもいいですし、他の食材で補われているのであればなくても構いません。作るカレーの方向性で決めていきますが最初は入れた方がうまくできます。

油 一人前12g前後(大さじ1)

油はスパイスの香りを出す役目と玉ねぎを炒めるのに使う為必要です。少なくても作ることができますが技術がいるので一人前大さじ1杯の12g前後を目安に使うほうが作りやすいと思います。種類は加熱に強い油であればどの油でも構いませんが癖や風味のある油はスパイスとの相性などを考慮しなければならないので始めは癖のないキャノーラを使うことをお勧めします。

水 一人前50g前後

水はスープ状にする為に使います。多ければシャバシャバになり、少ないとトロッとします。水の量に合わせて塩加減などは調整します。水の代わりにコンソメスープやだし汁、牛乳、ココナッツミルクなどを入れても構いません。水分の少ないドライカレーでも全体を馴染ませるために水を使うこともあります。

塩 一人前1.5g前後

塩は味付けに使います。スパイスカレーにおける味付けは塩だけを使います。水の代わりに他のものを使うときはそちらに塩分が含まれていることがあるので塩を少なめに使います。塩にはスパイスの香りを際立たせる役割があるので味見をして何か足りないと思ったときは塩を足すと味が決まることがあります。

スパイス 1.5g前後(小さじ1)

スパイスはカレーのそのものを決めるものです。一人前はパウダー状で小さじ1杯の約1.5gくらいを使用しますが慣れてくれば増やしたりすることもできます。スパイスの種類や配合、量によって様々なカレーが出来上がります。

下準備、切り方

下準備として材料を切っていきます。

メインの具材は一口大に切ります。キーマカレーであればひき肉を使います。具材は大きいと火が通りにくく、スプーンで切りにくいので鶏肉であれば20g前後のサイズが食べやすいと思います。鶏肉はインドでは皮を取り除きますが皮ありでも美味しく作れます。

玉ねぎはくし切り、スライス、みじん切り、ミキサーなど好みの切り方でいいです。サイズが大きいほど具材として残りやすく玉ねぎの味が楽しめます。細かいサイズは火が通りやすくカレーのベースとして旨味ととろみを出す効果があります。

トマトは炒めて細かくするので具材として残らずカレーのベースになります。味と量がの安定している缶詰が使いやすくホールでもカットでも味が違うだけなので好みで構いません。角切りにするかミキサーでジュース状にして使います。形を残して具にすることもできます。

にんにくと生姜はみじん切りかすりおろしで使います。毎回生を少量切るのは大変なのでチューブに入ったものを使うかたくさん切っておいて冷凍で一人前ずつ分けて有ると作りやすくなります。

スパイスは個別で買うのは難しいので市販のカレー粉を使います。慣れてきて興味が出てきたらクミンシード、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、カイエンペッパーの4種類を買えばスパイスカレーが作れます。

それぞれの役割はクミンシードがカレーの匂い、コリアンダーパウダーがとろみをつけ味をまとめる、ターメリックパウダーがカレーの色を出し風味をつける、カイエンペッパーが辛さをつけます。

作り方

作りやすい2人前の分量で作りました。

鶏もも肉皮つき200g、画像の大きさで約15gです。

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玉ねぎ100g、3mmくらいのスライス

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トマト100g、缶詰のホールトマトをミキサーにかけました。

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使ったトマトの缶詰はカルディで売っていたものを使いました。このサイズの缶詰は400gなので残り300gは次回の為に100gずつ冷凍しました。f:id:SCcubed:20190903112457j:plain

カレー粉3g(小さじ2)、塩3g(小さじ2/3)
カレー粉はS&Bの赤缶を使いました。
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にんにく10g(小さじ2)、生姜10g(小さじ2)

チューブに入っているすりおろし状のものを使いました。

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水を100gと画像にありませんが油24g(大さじ2)を合わせてすべての材料です。

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使う道具は材料を切った包丁とまな板と画像のフライパンと木べらです。ちなみに木べらはカレー色に染まってしまうので専用のものがあると便利です。

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それでは作っていきます。

フライパンに油をひき、加熱します。f:id:SCcubed:20190903112531j:plain

油が温まったら玉ねぎを入れて中火以上で炒めます。ホールのスパイスを入れる場合は玉ねぎを入れる前に入れて色が変わり香りが出てから玉ねぎを入れます。

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玉ねぎは広げて動かさず炒めるよりは焼くイメージで時々返しながら色をつけていきます。

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画像は何度か返して約5分炒めた後です。画像のように透き通るくらい火が通れば大丈夫ですが好みでもう少し炒めます。f:id:SCcubed:20190903112549j:plain

さらに5分くらい炒めました。

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次ににんにくと生姜を入れます。かなり跳ねるので火を弱めます。よく炒めにんにくと生姜特有の青臭さがなくなるまで炒めます。にんにくと生姜の味を残したい場合はトマトを炒めた後に入れます。

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にんにくと生姜を炒めたらトマトを入れます。これも跳ねるので火は弱く、炒めて水分がなくなってきたら徐々に火を強くします。

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このくらいまとまれば大丈夫ですがこのくらいだとトマトの味と酸味が残ります。

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もう少しまろやかにしたかったのでさらに水分を飛ばしました。これでカレーの素が出来ました。

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次にカレー粉と塩を入れます。一度火から下ろして加えます。画像のようにフライパンにかけるとカレー粉が焦げてしまうことがあるので慣れないうちはカレーの素の上にかけて混ぜたほうが失敗しにくくなります。

火に戻してしっかりと混ぜて加熱します。加熱することでスパイスの香りが出てきます。

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香りがでてきたら鶏肉を入れます。

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鶏肉とカレーの素を混ぜ合わせます。鶏肉は両面を色が変わるで焼きます。完全に火を通さなくても大丈夫です。もし野菜などを入れたい場合はこのタイミングで一緒に入れて焼くか、別に炒めるなどして最後に入れます。

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水を入れてよく混ぜカレーの素を溶かしていきます。鶏肉は炒めずに水と一緒に入れて煮込んでも構いません。

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鶏肉に火が完全に通ったら完成です。味をみて物足りないと思ったら塩を足してみます。煮込まなくても出来立ては鶏肉が歯ごたえのある柔らかさですが30分程度煮込むと煮込んだ柔らかさに変わります。この辺りは好みで変更してください。30分以上煮込むとスパイスの香りがなくなっていくので煮込みすぎには気をつけてください。

市販のガラムマサラがあれば完成のタイミングで少量かければスパイスの香りが強くなります。

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皿に盛れば完成です。

よく水分を抜いたのでトロっとしています。玉ねぎをスライスで使用したので形が残っています。

上記の作り方で一人前カレーが200g前後出来上がります。(画像に載っているのが一人前です。今回作った分量ではもう一人前できています。)

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スパイスで作る場合

カレー粉だけでもスパイスカレーができますがスパイスを個別で買って作るのであればクミンシード、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、カイエンペッパーの4種類で作ることができます。その場合はクミンシードを玉ねぎを入れる前に入れ、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、カイエンペッパーをカレー粉を入れるタイミングで入れます。

一人前の目安としては
クミンシード

ひとつまみくらいの1g前後で多くても大丈夫

コリアンダーパウダー

小さじ1弱の1gくらいある程度多くても大丈夫

ターメリックパウダー

小さじ半分の0.5gくらいで多いと粉っぽくなりやすい。

カイエンペッパー
ほんのちょっとの0.2gからで辛さを感じます。苦手であればなくてもいいです。

まとめ

簡単に作り方をまとめます。

2人前の分量

鶏もも肉皮つき200g、約15gにカット

玉ねぎ100g、3mmくらいのスライス

トマト100g、ホールトマトをミキサー

カレー粉3g(小さじ2)

(カレー粉を使わない場合はクミンシード2g、コリアンダーパウダー2g、ターメリックパウダー1g、カイエンペッパー0.4gを使う。)

塩3g(小さじ2/3)

にんにく10g(小さじ2)

生姜10g(小さじ2)

水を100g

油24g(大さじ2)

作り方

フライパンに油を入れ温まったら玉ねぎを入れて中火以上で透き通るくらいまで炒めます。(クミンシードを入れる場合は玉ねぎを入れる前に入れて色が変わり香りが出てから玉ねぎを入れます。)

火を弱めにんにくと生姜を入れ、青臭さがなくなるまで炒めます。

トマトを入れ炒めて水分を飛ばします。

一度火を止めカレー粉と塩を入れます。よく混ぜて火にかけしっかりと混ぜて加熱します。(カレー粉の変わりにコリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、カイエンペッパーを入れます。)

鶏肉を入れ混ぜながら全体に色が変わるまで炒めます

水を入れてよく混ぜます。

鶏肉に火が完全に通ったら完成。塩で味を整えます。長時間煮込むとスパイスの香りがなくなっていくので煮込みすぎには気をつけてください。

おわりに

解説した通りカレー粉でも簡単にスパイスカレーを作ることができます。しかしカレー粉では味が似通ってしまうので少しずつスパイスを買って色々なカレーを作ってみてください。スパイスは一般的なスーパーでも購入できるので是非お試しを

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