漢方とスパイスと薬膳の違いはなにか!

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なんだか似ているような言葉で同じように使われる事がある漢方とスパイスと薬膳がよくわからなくなったので調べてみました。

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漢方とは

中国医学が日本独自の発展した医学の事

漢方医学で処方される薬の成分(役割)のある食材などを組み合わせた医薬品(くすり)。

医学に基づいた薬のこと

薬膳とは

中国医学に基づいた薬の効果のある食材を使った食事のこと。

医学に基づいた病気予防のための食事

スパイスとは

香辛料。調味料の一種で食事をおいしくしたり、食欲を増進させたりするもの。

料理を美味しくする調味料

まとめて

漢方は薬としての意味であり、食事のように空腹を満たす目的はありません。

薬膳は食事としての意味が強く、薬の効果としては予防を目的としています。

スパイスは食事の味付けなどの意味であり、食事を美味しく食べることが目的です。

しかし漢方も薬膳もスパイスも同じ食材が使われています。その代表的なものが生姜(しょうが)です。しょうがは世界でよく使われる食材で薬としての役割もあります。このしょうがのように漢方でも薬膳でもスパイスとしても扱われる食材があるため混乱してしまうのではないでしょうか。

また漢方、薬膳共に中国発祥の文化のため、使う食材は中国でしか使わないものや本来は食べ物として扱わないものもありますが香辛料のくくりでまとめるとそれらもスパイスとしてみることもできるでしょう。

おわりに

混乱しやすいですが大きなくくりにスパイスがあり、その下に薬膳と漢方があるといった感じでしょうか。漢方と薬膳は生薬で出来ていますが、スパイスで出来ているといっても間違いではありません。

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